MySQLをMacにインストールしたので、そのレポート。
基本的に前回紹介したfutomiさんのページにあるやり方で
あっさりインストールできる。
Max OS X LeopardでAMP環境を構築しよう - Apache, MySQL, PHP, Perlで作る開発環境
MySQLをダウンロードするときに
「x86」でいいのか、「x86_64」にするのか迷った。
僕の使っているMacBook AirのCPUは32bitなのか64bitなのか?
わからなかったので、32bitだと踏んで「x86」の方をダウンロード。
結果的にMySQLは動いているので、こちらで良かった模様。
MySQLがインストールできたら、MySQLを稼働させる。
これはターミナルで
と打っても起動できるし、もっと簡単なのはシステム環境設定で、
MySQL startのボタンを押すだけでいい。
これでMySQLサーバが稼働し出すのので、MySQLを使うことができる。
ターミナルで、次のように打てばMySQLがインタラクティブモードで
起動する。
もし以下のように表示されてしまったら、
MySQLサーバを起動し忘れているのだと思う。
その場合は上に述べた方法で起動してあげよう。
さて、MySQLを起動するのに、わざわざ
「/usr/local/mysql/bin/mysql」と打たなければならないのは面倒くさい。
「mysql」と打つだけで起動して欲しい。
そこで、MySQLのインストールされている場所をPATHに追加する。
パスの追加の仕方は以下のリンクを参考に。
ターミナルのことを調べてみた。 - ザリガニが見ていた...。
gnuplot can't show graphs - フェムトセカンド
ここでも簡単に述べておく。
通常、何もしていないMacだと「.bash_profile」というファイルはないので、
まずはそれを作るところから始めないといけない。
「.bash_profile」があるかどうかは、次のように打てば確かめられる。
これで出てこなければないということになる。
このコマンドは「~/ フォルダ以下のすべての( -a )ファイルを表示( ls )せよ」という意味。
「 ~/ 」とはそのユーザのホームディレクトリを指す。(正確にはエイリアス?)
もし「-a」を忘れると、ピリオドで始まるファイルは
隠しファイルなので無視される。
「.bash_profile」を作成、あるいは修正するにはテキストエディタを使えばよい。
ターミナル上で動くテキストエディタは「vi」が有名だけど、
初心者には「pico」の方が簡単でいいかもしれない。
と打つことで、.bash_profileを開いてくれる。
なければ新たに作って開いてくれる。
開くと次のような行があると思う。
厳密に同じではなくても、PATH=となっている箇所。
ここに、mysqlのパスをくっつければよい。
例えばこんな風に。
書き換えたら「control + O」を押す。
commandではなくコントロール・オー。
これで書き込みますか?と(英語で)聞かれるので
エンターキーを叩いてYesと答える。
そして「control + X」でpicoを終了する。
これでPATHは書き換わったはずだが、
ターミナルがそのことに気付いていないので、
そのウィンドウを一度閉じて、新しいウィンドウを再度開くことで
読み込みが成される。
(Linuxなら「source .bash_profile」と打てば再読込されるはずだが、
Macでそれをやっても駄目なようだ。
何故だかはわからない。)
そうしたら、mysqlがどこにあるか聞いてみよう。
と聞くと、
と教えてくれるはずである。
そうして、これでただmysqlと打つだけでmysqlが起動する。
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 3
Server version: 5.0.67 MySQL Community Server (GPL)
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the buffer.
mysql>
mysql以外にも、mysqladminやmysqlshowなどのコマンドも
そのままで使えるようになっている。
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