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[クオリア日記より抜粋]
芸大まで歩き、
美術解剖学授業。
池上高志の話は、いつも面白い。
story tellingに対して、textureの
芸術の宣言。
cellular automatonのclass 4を入り口に、
「お化け」のありかを探る。
根津の車屋で打ち上げ。
塩谷賢も来る。
池上と三人で久しぶりに話して、
楽しかった。
cellular automatonもそうだが、
universality classが定義されるにも
かかわらず、そこからこぼれ落ちるものが
ある(至るところスカスカである)、
という一見矛盾する経験事実を
どうとらえるか?
席を移動したあと、
しばらく植田工が塩谷賢と話し込んでいた。
池上とcutの話をした。
ダイヤモンドのbrilliant cut,
ステーキのT-bone steak cut, lean cut.
映画のfinal cut.
複雑多様なこの
人生をcutしてしまうというのは一つの
原罪だろうが、
それをたくさん寄せ集めてくれば
キラキラぴかぴか乱反射。
神様しかその光を直接見ることは
できないが、
しかし概念としてアタマの中で
組み立てることはできるのだ。
思えばブログの日記も人生の
「カット」なのだろう。